ユーディーエムテック(代表取締役 ワン・ジナム、389680)は、3月12日から14日までCOEXで開催される『2025スマート工場自動化産業展』(AW2025)にて、次世代統合監視プラットフォーム『オプトラプラットフォーム(OPTRA Platform)』を公式に発売すると5日に発表しました。
今回の新製品は、設備状態を診断し予防保全を支援する『オプトラブラックボックス(OPTRA Black-Box)』ソリューションの機能を拡張し、▲リアルタイムエンジニアリング、▲監視モニタリング、▲生成型AI応用ソリューション、▲MES(製造実行システム)連携まで可能な革新的な統合型AIベースソフトウェアプラットフォームです。
- 産業全般をカバーするAIベースの統合ソリューション
『オプトラプラットフォーム』は、ユーザーがいつでもどこでも手軽に利用できるよう設計されたウェブベースの統合監視システムであり、さまざまな産業環境に適用可能です。これにより、設備、製造、品質、安全管理などを体系的に運用でき、生成型AIベースの分析および自動レポート機能を搭載して、多様な産業現場の作業者に対してAIが効率的な意思決定情報を提供します。
特に、超高速データ処理機能を備えた時系列データベースを採用し、データ収集と分析を分離することで迅速なデータ処理と多角的な活用を可能にしました。これにより、▲設備異常検知、▲品質モニタリング、▲危険性評価(JSA、Job Safety Analysis)の自動生成など、実務現場で即時活用できる高度なAI分析機能を提供します。
現在、現場のCCTV映像と制御信号を連携させた工程分析も提供しており、今後は3D仮想工場と制御信号データを融合したデジタルツイン分析技術をサポートする予定です。
- H自動車およびグローバル企業とPoCを進行中
ユーディーエムテックは、自社の技術を多様に適用しているH自動車に本製品を統合プラットフォームとして試験導入しており、サプライチェーン内の協力会社(S社)、機械設備会社(I社、J社)の国内外生産ラインへの適用拡大を進めています。
『オプトラプラットフォーム』のコア技術は、実際に稼働する生産現場に適用され具体的な成果を上げています。スマート機器に不可欠なフレキシブル基板(Flexible PCB)を製造するS社の海外生産ラインでは、生産性向上と設備投資コスト削減の効果を生み、協力会社の優秀構築事例に選ばれました。現在、国内大手企業グループと製品の適用拡大に向けた協議および発電所への納品に向けたテストも進められています。
海外市場でも活発なPoC(Proof of Concept、概念検証)が進められています。特にアメリカ市場への本格的な進出戦略を推進中です。現在、アメリカのL社に『オプトラブラックボックス』を設置後、PoCプロジェクトを進行中であり、アメリカ東部地域の製造業者(M社、A社)とも継続的にPoCおよび事業協力を推進しています。日本の大手商社や自動車部品メーカーとも協業ミーティングを継続して行っています。
- 生成型AIベースの自動化市場におけるリーダーシップ強化
ユーディーエムテックは産業用AIおよび自動化ソリューションのリーディングカンパニーとして、2025年のCES展示会参加以降、グローバル市場拡大戦略を推進しています。今回の『オプトラプラットフォーム』の発売により、生成型AIベースの自動化ソリューション市場でのグローバル競争力をさらに強化していく予定です。
最後に、ユーディーエムテックのワン・ジナム代表取締役は「オプトラプラットフォームは単なるモニタリングを超え、エンジニアリング、生成型AIベースの自動分析および最適化機能を提供し、MESへ拡張可能な次世代統合監視ソリューションです」と述べ、「国内のみならずグローバル市場でも競争力を確保し、今後も持続的な成長を実現していきます」と語りました。